クルスク方面2024年12月14日

 8月6日、ウクライナ軍はロシア領クルスク州に侵入し、またたくまに、幅50㎞、深さ20㎞(最大)の広範囲を占領した。ここは僻地で、戦略的価値に乏しいため、ロシア軍の警備も手薄だった。ウクライナはここを占領した後どうするつもりだったのか不明だが、大方の予想通り、クルスク州派遣ウクライナ軍はじり貧となり、すでに、占領地の4割以上は奪還され、崩壊の危機に瀕している。
 ウクライナ軍が占領した中で、最大の規模の町は人口6000のスジャ(図の青〇印)であり、今でもウクライナ軍占領地の中心。
 一昨日、ロシア軍はスジャ南部のPlekhovoを解放した。さらに、昨日はKurilovka、Cherkasskaya Konopel'kaの大部分を解放した模様。さらに、Makhnovkaに侵入したとの情報もあるが、この情報は怪しい。
 Plekhovo解放ロシア軍は北朝鮮兵であるとのうわさがSNSに投稿されている。今のところ、この情報に根拠はなく、おそらく親ウクライナ派の妄想だろう。また、Plekhovo解放したロシア軍が、国境を越えてウクライナに侵入したとの情報がある。真偽は不明だが、この辺りは人家の無い原野なので、侵入したとしても、軍事的意味はほとんどない。

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