Kurakhove制圧、Toretsk制圧 ― 2024年12月17日
KurakhoveやToretskの解放が時間の問題になっている。KurakhoveやToretskをロシア軍が制圧したとの発言は少ないようだが、両市とも、すでに市主要部はロシア軍が制圧しているので、両市の支配はロシア軍に移ったとみなしてよいだろう。
Kurakhoveは大部分をロシア軍が制圧し、ウクライナ軍は貯水池南部の西にある火力発電所に立てこもっている(図の青線)。この地の北部、東部、南部への道路はすでにロシア軍が抑えているため、残存ウクライナ兵の逃げ道は、西部のN15道路のみであるが、ここもすでにロシア軍の射撃統制にあるだろう。また、昨日、ロシア軍がZelenivka(赤丸)を解放したとの情報がある。今後、北3kmのUlaklyを制圧すると、ウクライナ兵はN15道路も失う。
Toretskも市の中心部を含む6割以上をロシア軍が制圧した。残る部分の多くは低層住宅なので、ウクライナ軍が抵抗する余地は少ない。ただし、Toretsk北部のトレツカヤ鉱山をウクライナ軍が放棄していないならば、ここはある程度の時間稼ぎにはなるだろう。いずれにしても、今後は、トレツカヤ鉱山を、いつロシア軍が解放するかの問題となっている。
なお、ロシア領クルスク戦線では、ウクライナ支配地西部のNizhnii Klinをロシア軍が解放したとの情報がある。東部のPlekhovoが解放されたときは、北朝鮮兵が戦闘に加わっていたとの根拠不明な話があったが、今回は北朝鮮兵の話は見かけない。
Kurakhoveは大部分をロシア軍が制圧し、ウクライナ軍は貯水池南部の西にある火力発電所に立てこもっている(図の青線)。この地の北部、東部、南部への道路はすでにロシア軍が抑えているため、残存ウクライナ兵の逃げ道は、西部のN15道路のみであるが、ここもすでにロシア軍の射撃統制にあるだろう。また、昨日、ロシア軍がZelenivka(赤丸)を解放したとの情報がある。今後、北3kmのUlaklyを制圧すると、ウクライナ兵はN15道路も失う。
Toretskも市の中心部を含む6割以上をロシア軍が制圧した。残る部分の多くは低層住宅なので、ウクライナ軍が抵抗する余地は少ない。ただし、Toretsk北部のトレツカヤ鉱山をウクライナ軍が放棄していないならば、ここはある程度の時間稼ぎにはなるだろう。いずれにしても、今後は、トレツカヤ鉱山を、いつロシア軍が解放するかの問題となっている。
なお、ロシア領クルスク戦線では、ウクライナ支配地西部のNizhnii Klinをロシア軍が解放したとの情報がある。東部のPlekhovoが解放されたときは、北朝鮮兵が戦闘に加わっていたとの根拠不明な話があったが、今回は北朝鮮兵の話は見かけない。