八ッ場ダム(1) ― 2009年10月11日
八ッ場ダム見学しました。吾妻渓谷の紅葉はまだでした。鹿沢で紅葉が始まった程度です。八ッ場館の駐車場は、ほぼ満車でした。
写真は、八ッ場館付近から見た、ダム湖横断第2橋梁工事。ダム湖を横断する橋梁は3つ計画されていて、この第2橋梁は県道の物です。第3橋梁が国道用で最大規模なのはずですが、工事の形跡が見つかりませんでした。第1橋梁も工事の形跡が見当たりませんでした。道路工事は全体でどのくらい進捗しているのか知りませんが、ダム湖を横断する橋梁の進捗率は、高くないと思います。
ダム推進派は、すでに工事は70%進んでいるといいますが、これは事実でなく、予算の70%をすでに使い込んでしまったというだけのことで、もし、ダムを完成させるならば、新たに莫大な国費の投入が必定です。
八ッ場ダム(2) ― 2009年10月11日
今から50年以上前、群馬県吾妻郡の吾妻渓谷にダム計画が持ち上がった。長野原町中心部を含めた地区を水没させる大計画だったため、現地で強い反対運動が起こった。その後、曲折があって、ダム建設が始まったが、民主党政権が誕生すると、八ッ場ダム計画は中止になった。
2009年10月10日に、現地を見学しました。
(写真をクリックすると拡大します)
吾妻渓谷
最初のダム計画では、吾妻渓谷は水没予定だったが、反対運動を抑えるために、ダム建設地を上流に移転することにより、吾妻渓谷の主要部分は水没を免れることとなった。
ダム下流の工事
ダム建設に伴い、道路と鉄道は、現在よりも高い位置に付け替えられる。ダム予定位置よりも下流でも道路・鉄道の付け替え工事が行われている。
写真は、道路なのか鉄道なのか良く分からない。
ダム湖横断第2橋梁工事
写真は、八ッ場館付近から見たダム湖横断第2橋梁工事。ダム湖を横断する橋梁は3つ計画されていて、この第2橋梁は県道の物。
このほかに、さらに2つのダム湖横断第2橋梁が計画されているが、工事の形跡は見つからなかった。
やんば館
八ッ場ダムを宣伝する目的で作られた施設。前原大臣が建設中止を表明して以来、見学者が急増している。
この施設は、鉄筋コンクリート2階だての立派な施設だが、ダム建設後は水没する予定。普通に考えたら、ダムに水没しないところに建設して、ダム完成後は地域コミュニティーセンターにでも活用すればよいと思うが、そこは、小渕さんの地元だけあって、税金を無駄遣いするために、この場所に建設したのだろうか。
やんば館付近の国道工事
写真左の上に見えるのが工事中の付け替え国道。ここではだいぶ工事が進んでいるようだが、さらに西に行くと、工事の形跡が見つからなかった。この写真の下に見えるのは現在の鉄道で、鉄道はダム湖の反対側に付け替えられる予定。写真右は、工事中の付け替え国道。
川原湯温泉
ダム完成後水没予定の川原湯温泉。50年以上前から水没するとかしないとか、いろいろ言われていたために、設備投資があまりされておらず、寂れた感じの温泉街になっている。
道路工事
現在の国道がダムに水没するため、国道はダム湖北岸に付け替えらる。また、ダム湖南岸には県道が作られる。
左写真は、付け替え国道工事と思われる。やんば館の東側。
右写真は、県道工事と思われる(鉄道かも知れない)。立派な橋はできていたけれど、それから延びるであろう部分は、ほとんど未着工。
鉄道工事
鉄道はダム湖南岸に付け替えられ、ほとんどがトンネルになる。ダム湖南岸につけられた鉄道は、写真の橋を渡って、現在の鉄道とつながることになる。鉄道付け替え工事はだいぶ進捗しているようだが、駅予定地の一部は、用地買収が進んでいないとの話もあり、ダム建設を推進したとしても、いつになったら完成するのか分からない。
住居移転
ダムに水没する地域は長野原町中心部をはじめとして、広範囲に及ぶ。
写真は川原畑地区の移転地。一部、宅地造成もされていて、数件の家が移転してるが、宅地造成も完成までには程遠い状況。
2009年10月10日に、現地を見学しました。
(写真をクリックすると拡大します)
吾妻渓谷
最初のダム計画では、吾妻渓谷は水没予定だったが、反対運動を抑えるために、ダム建設地を上流に移転することにより、吾妻渓谷の主要部分は水没を免れることとなった。
ダム下流の工事
ダム建設に伴い、道路と鉄道は、現在よりも高い位置に付け替えられる。ダム予定位置よりも下流でも道路・鉄道の付け替え工事が行われている。
写真は、道路なのか鉄道なのか良く分からない。
ダム湖横断第2橋梁工事
写真は、八ッ場館付近から見たダム湖横断第2橋梁工事。ダム湖を横断する橋梁は3つ計画されていて、この第2橋梁は県道の物。
このほかに、さらに2つのダム湖横断第2橋梁が計画されているが、工事の形跡は見つからなかった。
やんば館
八ッ場ダムを宣伝する目的で作られた施設。前原大臣が建設中止を表明して以来、見学者が急増している。
この施設は、鉄筋コンクリート2階だての立派な施設だが、ダム建設後は水没する予定。普通に考えたら、ダムに水没しないところに建設して、ダム完成後は地域コミュニティーセンターにでも活用すればよいと思うが、そこは、小渕さんの地元だけあって、税金を無駄遣いするために、この場所に建設したのだろうか。
やんば館付近の国道工事
写真左の上に見えるのが工事中の付け替え国道。ここではだいぶ工事が進んでいるようだが、さらに西に行くと、工事の形跡が見つからなかった。この写真の下に見えるのは現在の鉄道で、鉄道はダム湖の反対側に付け替えられる予定。写真右は、工事中の付け替え国道。
川原湯温泉
ダム完成後水没予定の川原湯温泉。50年以上前から水没するとかしないとか、いろいろ言われていたために、設備投資があまりされておらず、寂れた感じの温泉街になっている。
道路工事
現在の国道がダムに水没するため、国道はダム湖北岸に付け替えらる。また、ダム湖南岸には県道が作られる。
左写真は、付け替え国道工事と思われる。やんば館の東側。
右写真は、県道工事と思われる(鉄道かも知れない)。立派な橋はできていたけれど、それから延びるであろう部分は、ほとんど未着工。
鉄道工事
鉄道はダム湖南岸に付け替えられ、ほとんどがトンネルになる。ダム湖南岸につけられた鉄道は、写真の橋を渡って、現在の鉄道とつながることになる。鉄道付け替え工事はだいぶ進捗しているようだが、駅予定地の一部は、用地買収が進んでいないとの話もあり、ダム建設を推進したとしても、いつになったら完成するのか分からない。
住居移転
ダムに水没する地域は長野原町中心部をはじめとして、広範囲に及ぶ。
写真は川原畑地区の移転地。一部、宅地造成もされていて、数件の家が移転してるが、宅地造成も完成までには程遠い状況。