7+1早慶2013年03月03日

今年の大学入試数学の問題は東大の3問と阪大の2問が難しかった。京大は例年に比べ易しい。東工大は昨年、3問が易しく2問が難しかったが、今年は易しい問題は1問になり、難しい問題は無くなった。

独断で、難しい順に書くと
東大・理系
阪大・理系
名大・理系
東工大
京大・理系
慶応工
東北大・理系
北大・理系
九大・数ⅠⅡⅢ
早稲田理工

得意・不得意が人によって違うこと、何点取ることを目指すのか、によって、難易度は変わってくるので、この順は、あくまで、私の感想です。

本の紹介-徹底検証 韓国論の通説・俗説2013年03月07日

    
 浅羽祐樹・他/著『徹底検証 韓国論の通説・俗説』(2012.12)
中公新書ラクレ  
 
 このところ、竹島・従軍慰安婦問題など、日韓対立が、目立っている。本書は、韓国側の考え方を紹介することを目的に書かれているが、日本の立場との比較も必要なため、一部には日本側の説明も含まれる。
 第1章は昨今の日韓対立の概要の解説。中3章は、座談会形式。最終2章は、まとめ。
 韓国側の考えにも、いろいろなものがあるだろうけれど、本書で紹介されている見解は、理性的な部分のみであり、これだけでは、韓国の強烈な対応の理由は、必ずしも分からない。本書に紹介されている韓国側の意見は、もっともなものであり、十分に予想されていることなので、ある程度の近現代史を知っている者にとっては、特に目新しい内容は無い。日韓関係を考える上で、独善的にならないために、本書を一読し、今一度立ち止まって考えることは有益だろう。

本の紹介 尖閣諸島問題―領土ナショナリズムの魔力2013年03月11日


岡田充/著『尖閣諸島問題―領土ナショナリズムの魔力』 (2012/12) 蒼蒼社

尖閣問題に端を発した日中対立に関する解説書。著者は、元ジャーナリストなので、文章は読みやすい。

 本の内容は、尖閣問題の日中対立の最近の動向、尖閣問題の歴史的経緯、中国・日本・米国のこの問題に対する態度・あるいは外交関係を解説した後、領土問題を経済・外交関係などの、相互依存の中で相対化することを解く。
 また、巻末には、資料として、尖閣問題に対する、日・中・台それぞれの主張が掲載されている。

本の紹介 コムソモリスク第二収容所2013年03月19日


富田武/著『コムソモリスク第二収容所―日ソの証言が語るシベリア抑留の実像 (ユーラシアブックレット)』

 シベリア抑留を扱った図書はいくつも出版されているが、多くは、抑留体験者の回想だった。特に政府系機関(平和記念事業特別基金)が出版した『戦後強制抑留史』は、抑留体験者の体験談を数多く掲載しているが、客観的内容とは言いがたい。
 抑留者数については、冷戦下に、操作された米側虚偽情報を真実であるかのような説明がなされてきた。しかし、2007年、村山定雄氏が抑留者氏名の分析に基づき「シベリアに逝きし人々を刻す」を出版するにいたり、事実がだいぶ明らかにされている。
 本書は、シベリア抑留全体を明らかにするものではなく、収容所の一つである、コムソモリスク第二収容所ついて、抑留体験日本人の証言と、ロシアに残る文書を元に、抑留の実態を明らかにしている。日ロの双方の資料によって、事実を客観的に明らかにしようとする著者の態度に好感が持てる。

 ソ連崩壊時に、旧ソ連所有公文書で公開されたものも多いので、今後は、これら資料を検討した上での研究がなされることを期待したい。

珸瑤瑁小学校2013年03月20日


「ごようまい」と読む。日本最東端の根室市立・珸瑤瑁小学校は今日の卒業式を最後に閉校しました。

アナログなノギス2013年03月30日


ノギスとは、精密に長さを測定する道具。
主尺と副尺があって、0.05mmまで計測することが出来ます。でも、今では、ノギスはデジタルになっていて、若手技術者には、副尺の使い方が分からない人も多い。

宗教心理学研究所2013年03月31日

 
井の頭公園の近くに、宗教心理学研究所があります。鳥居もあるようで。

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