本の紹介-蝦夷古地図物語2014年06月22日

 
『蝦夷古地図物語』梅木通徳/著 北海道新聞社 (1974)

 北海道・千島・樺太あたりの地理認識がどのように深まっていくのか、この過程を知る上で、古地図は重要だ。
 本書は、1974年に出版され、100ページ程度と少ないためで、掲載されている地図も、解説も少ないが、日本・ヨーロッパ・ロシアの地図をいろいろと掲載してあり、それなりに、地図の変遷が理解できる。

もっと、詳しく知りたい人は、以下の本が良い。

『古地図と歴史‐北方領土』 北方領土問題調査会編同盟通信社(1971.1)
『北方図の歴史』 船越昭生 講談社(1976) 
『日本北辺の探検と地図の歴史』 秋月利幸/著 北海道大学図書刊行会(1999.7)

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