相手の家族のことぐらい考えろよ!2022年07月19日

こんなニュースがある。
 読売テレビ解説委員長の高岡達之氏 山上容疑者への怒り吐露。
 「安倍さんにも家族がいる。襲った相手の家族のことぐらい考えろよ!」
こういうことは、犯行前に言えばよかった。逮捕されている犯人が、再び類似の犯罪を犯す可能性はほとんどないのだから、いまさら言っても意味がない。

それよりも、文鮮明、韓鶴子、統一教会には言いたい。
 「霊感商法被害者にも家族がいる。財産を奪った相手の家族のことぐらい考えろよ!」
もっとも、文鮮明は故人なので、いまさら彼に言っても意味がない。

安倍元総理は統一教会関連団体にビデオメッセージを送った。政治家なのだから、頼まれれば、応援メッセージを送ることは珍しくないとの説明もある。しかし、安倍元総理は、直後に、全国霊感商法対策弁護士連絡会が送った公開抗議文を拒絶した。このとき、安倍元総理が、霊感商法被害者家族のことを少しでも考えたならば、今回の事件は起こらなかったかもしれない。残念だ。

自民党の船田元衆議院議員が、旧統一教会との関連を指摘され、フェイスブックで謝罪と経緯説明したとの報道がある。要するに、統一教会を支持していないということだ。このような説明は、霊感商法被害者を増やさないために有意義であり、他の議員たちも船田代議士を見習ってほしい。

いかがわしい新興宗教は勧誘のときや、家族から脱会を求められたときに、有力者も支持している、まともな団体であるかのように強弁する。安倍元総理や船田代議士は多くの人から尊敬を集めている政治家なので、こういう人が応援している、まともな団体だと誤認する人もいただろう。

山上容疑者に対して、母親を恨めばよかったではないかとの意見の人もいるようだ。しかし、彼が母親を殺害したとしても、統一教会の霊感商法被害は減らない。彼は、自分だけ救われたいと思ったのではなく、霊感商法被害を少なくするために、彼にできる最善を考えたのだろう。
山上容疑者は人殺しをするべきではなかった。このように「するべきではない」と安っぽい道徳や法律を振りかざすことは、いくらでも言える。では、何をするべきだったのか。紀藤弁護士は、自分たちに相談すればよかったと言っていた。私も、最初はそう思ったが、山上容疑者は30年近く、弁護士の伯父に相談していた。

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