学説と大学2010年12月06日

尖閣領有の根拠:
 尖閣領有の根拠は、1972年に沖縄が返還されたときに、国士舘大学の奥原敏雄教授が中心になって、まとめたものでした。一方、尖閣日本領に異を唱える説は、京都大学の井上清名誉教授の研究が有名です。

竹島領有の根拠:
 竹島領有の根拠は、拓殖大学の下條正男教授の研究が中心になっています。一方、竹島日本領論に異を唱える説は、島根大学の内藤正中名誉教授の研究が有名です。

南京大虐殺論争:
 南京大虐殺は無かったとする説は、亜細亜大学の東中野修道教授の説が有名です。一方、南京大虐殺を明らかにしたのは、早稲田大学の洞富雄教授の研究です。


 学者の説はともかくとして、「国士舘大学」「拓殖大学」「亜細亜大学」って、あまりいイメージを持っていません。「京都大学」「島根大学」「早稲田大学」は立派な大学です。理工系ならば、国士舘大学や拓殖大学の工学部に入るよりも、京都大学や早稲田大学の理工学部がお勧めです。
 不思議なのですが、学生の質と教授の学説は本来関係ないはずなのに、完全に相関しているのは偶然でしょうか。(単に、そういうのを選んだだけ?)

 北方領土問題では、いろいろな研究者がいて、単純にまとめられません。

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