九州電力のやらせ2011年07月15日

玄海原子力発電所の再稼働を巡る九州電力の「やらせメール」問題が明るみに出た。ことの発端は、共産党の国会質問だった。

九電がやらせメールを依頼したのは、社員や関連会社社員3000人余りで、そのうち、会社の指示通りにメールを出したものは150人余りに上っているそうだ。

会社の指示に従う社員が、20人に1人は、ずいぶん少ないように感じる。それに、九電がやらせメールを依頼したのは、無差別だったようで、この中には、共産党員や、共産党のシンパもいたことだろう。この時期に、共産党員かもしれないような人に、やらせメールを依頼するとは、どういう感覚なのだろう。

不思議なのは、やらせメールを受け取った人の中には、自民党員や創価学会員もいたに違いないのに、自民党や公明党は、どうして、民主党政府を追及しなかったのか。自民党や公明党は、電力会社とグルになって、地域住民をだますことが、党の使命とでも考えているのか。直接・間接に金をもらっているのか。

それにしても、無差別に、やらせを依頼する九州電力の感覚が理解できない。発覚してもかまわないと言わんばかりの態度だ。これまでは発覚しても、自民党・公明党政府が握りつぶしていたのだろうか。

* * * * * *

<< 2011/07 >>
01 02
03 04 05 06 07 08 09
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

RSS