ウクライナ・ロシア戦争(クルスクの報道)2025年01月06日

ウクライナ軍がクルスク州で新たに攻勢に出たとの報道がある。
毎日新聞;https://mainichi.jp/articles/20250106/k00/00m/030/004000c
産経新聞;https://www.sankei.com/article/20250106-GQBESXNMBJM73B2FIYEPVTFC2I/
AFP;https://news.goo.ne.jp/article/afpbb/world/afpbb-3556729.html
中には、「ロシア原発占領も」などと勇ましいのもある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/64ba4419db420cd396093f1dfc1cc3277832042d
  
 昨日来、Xにはウクライナ軍がスジャの北東20㎞のBol'shoe Soldatskoeに向けて、進軍中途の書き込みが目立つ。スジャから北東に延びるR200を使っているのではなく、主に、原野・畑の小径を使って進軍しているようだ。ロシア軍が手薄なところを数個小隊レベルの進軍があっただけならば、単なる陽動作戦の一つで、特に取り立てるほどのことではないだろう。
 クルスク戦線ではロシア軍のゆっくりした攻勢で、ウクライナ軍が苦境に立たされているが、このような全体状況の報道が、日本ではあまりなく、突発的事態を針小棒大に報道することには疑問を感じる。
 
1月7日追記
 ウクライナ軍によるクルスク州での新たに攻勢は、2日で失敗に終わったようだ。
 1月5日、ウクライナ軍はスジャの北東20㎞のBol'shoe Soldatskoeに向けて進軍した。西隣のBerdin集落に到達したが、反撃にあって終了した。ウクライナ兵、十数名が捕虜になった模様。
 この進攻の目的は何だったのか、いまひとつわからない。ウクライナ軍は小隊レベルの数個の部隊で進攻したようだが、このような少数兵力で突出しても、いずれ阻止されるのは明白だろう。畑や原野を車両で進み、はぼ無人の小集落周辺に歩兵を降ろしたようだ。無人の荒野に国旗を立てて写真を撮ることを目的としたとしか思えない。ウクライナは、トランプ大統領就任前にこの戦線を復活させ、援助を要求することを目的としたに過ぎないのだろう。

Kurakhovo完全解放(ウクライナ・ロシア戦争)2025年01月06日

ロシア国防省は、1月6日、Kurakhovoの完全解放を発表した。

https://x.com/sputnik_jp/status/1876163173406904821

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