Toretsk(ジェルジンスク)戦線 ― 2025年04月11日
今年、2月上旬、ロシア国防省はトレツクの解放を宣言した。
しかし、その後、たびかさなるウクライナ軍の侵入をゆるした。ウクライナ応援団はウクライナ軍が優勢に戦っているかのように主張していた。ウクライナ歩兵が小隊レベルの小集団で、縦深攻撃を繰り返し、多くの場合は、殲滅・撃退されていたのが実態だったようだが、実際のところはよくわからない。
ただし、秋~冬と比べれば、2月中旬以降、クルスク方面を除き、ロシア軍の進軍速度は低下している。この時期、気温は氷点を上下しているので、路面の状況が悪化し、機械部隊の動きが鈍くなるため、装備に劣る歩兵主体のウクライナ軍にも、戦闘の余地が生まれているのだろう。
昨日、Toretsk北西8㎞のPleshchiivka(あるいはNelipivka)にロシア兵が侵入したとの情報がある。ドローンやミサイル攻撃ならば特に驚くことはないが、兵士の侵入となると、Toretskにつながる道路(T0516)をロシア軍が支配した可能性がある。もし、そうならば、この先にあるKostyantynivka解放が視野に入ったことになる。もっとも、単に斥候が偵察に入っただけかもしれない。
今週いっぱい、ウクライナは低温傾向なので、路面状況はよくないはず。来週以降気温が上昇するが、泥濘地がすぐに乾くことはないから、ロシアの攻勢は、もう少し先になるだろう。
しかし、その後、たびかさなるウクライナ軍の侵入をゆるした。ウクライナ応援団はウクライナ軍が優勢に戦っているかのように主張していた。ウクライナ歩兵が小隊レベルの小集団で、縦深攻撃を繰り返し、多くの場合は、殲滅・撃退されていたのが実態だったようだが、実際のところはよくわからない。
ただし、秋~冬と比べれば、2月中旬以降、クルスク方面を除き、ロシア軍の進軍速度は低下している。この時期、気温は氷点を上下しているので、路面の状況が悪化し、機械部隊の動きが鈍くなるため、装備に劣る歩兵主体のウクライナ軍にも、戦闘の余地が生まれているのだろう。
昨日、Toretsk北西8㎞のPleshchiivka(あるいはNelipivka)にロシア兵が侵入したとの情報がある。ドローンやミサイル攻撃ならば特に驚くことはないが、兵士の侵入となると、Toretskにつながる道路(T0516)をロシア軍が支配した可能性がある。もし、そうならば、この先にあるKostyantynivka解放が視野に入ったことになる。もっとも、単に斥候が偵察に入っただけかもしれない。
今週いっぱい、ウクライナは低温傾向なので、路面状況はよくないはず。来週以降気温が上昇するが、泥濘地がすぐに乾くことはないから、ロシアの攻勢は、もう少し先になるだろう。