トレツク(ジェルジンスク)陥落間近2024年12月06日

トレツク陥落間近
 ドネツクの北40㎞のトレツクの解放が時間の問題になっている。
 トレツクには西側に大きいボタ山が3個ある。ドローン戦がメインとなった今、高所を取った方が断然優位に立つ。3個のボタ山のうち、一番大きい赤丸印はすでにロシア軍が占領した模様。黄色丸印は恐らくロシア軍が占領した模様。青丸印については、ロシア軍が占領したとの情報とウクライナ軍がまだ保持しているとの情報がある。また、赤×印のところは鉱山の立坑があるが、ウクライナ軍が爆破して放棄したとの情報がある。緑四角印の部分は高層ビル群だが、ほぼすべてロシア軍が占領した模様。トレツクの低層住宅地にはウクライナ軍が支配している場所がまだあるので、トレツク解放とは言えないが、完全解放も時間の問題だろう。
  
Chasov Yar(Chasiv Yar)
 トレツクの北20㎞、バフムトの西10㎞にあるChasov Yarは、バフムト陥落後のウクライナ軍の拠点になっていた。
 チャソフヤールは運河により、東西二つの地区に分かれている。7月上旬、ロシア軍は、チャソフヤール東地区を解放した。チャソフヤール西地区中心部にある耐火レンガ工場がウクライナ軍の最大拠点であるが、南側半分はすでにロシア軍が攻略した模様。また、レンガ工場の西には高層ビル群がある。ここは今のところウクライナ軍が持ちこたえているようだ。

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