朝鮮人強制連行2018年03月12日

 群馬県高崎市の県立公園に建てられた朝鮮人労働者追悼碑の設置延長を群馬県が拒否した一審判決では、群馬県の処分を取り消す判決があった。群馬県は判決を不服として控訴した。 
 群馬県は、原告側が碑の前で開いてきた式典で、「強制連行」との発言があり、建立の際に付けた「政治的行事を行わない」との条件に違反したとして、設置期間更新を不許可にした。このことの是非が裁判で争われている。

 訴えや判決の詳細は知らないのだけれど、「強制連行」との発言がどうして政治的なのかさっぱりわからない。
 朝鮮人の強制連行は歴史の常識です。例えば、高校日本史教科書の中で圧倒的なシャアを誇る山川出版の詳説日本史には次のように書かれている。

『また、数十万人の朝鮮人や占領地域の中国人を日本本土などに 強制連行し、鉱山や土木工事現場などで働かせた。』

 群馬県知事は自衛隊幹部学校出身らしいので、日本の歴史に対する敬意の微塵もない人かもしれないよ。群馬県民は日本史に敬意を払っていない野蛮県民なのかもしれないよ。でもね、いくら群馬県民だとしても、中には高校で日本史を学んだ人もいるだろうに。「強制連行」の用語が嫌いでも、高校出ていれば普通に習うことだと知っている人もいるだろうに。
 高校生が普通に習う日本史知識が、どうして政治的発言なの?? 
 まさか、高校で習う解析学が反政府活動だと言う人はいないよね。

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