ウクライナと統一教会(3) ― 2024年11月20日
クピャンスク東部陥落か ― 2024年11月20日
クピャンスクはハリコフの東100㎞の都市で、オスキル川で東西に分かれる。最近、クピャンスク市東部をロシア軍が制圧しつつあるとの情報が多い。
既に、南20㎞にあるKruhlyakivkaはロシアが制圧しているため、図の青斜線部に布陣するのウクライナ軍(1万数千名)は、半ば孤立の可能性が高い。オスキル川にかかるこの部分の橋はすべて落とされている。地図では川幅1㎞程に見えるが、実際には河川敷が広く、水が流れている部分は数十メートルなので、川の西側からゴムボートで東側への物資輸送は可能だ。このため1万人を超えるウクライナ兵が完全孤立しているわけではないが、気温も低下するなか、物資補給が不十分では、つらい状況になっているだろう。