政府関係者? の謀略2008年05月28日

毎日新聞では、北朝鮮拉致被害者問題で、謀略報道とも思える報道がされています。
拉致被害者が生存していること明らかになった、と言うような報道ですが、直後に、否定されています。一体、誰が、何の目的で、このような報道をしているのでしょう。かつて、ソ連関係の報道には、いかがわしいものがたくさんありましたが、最近はだいぶ少なくなったのに。

以下、関連する報道を、ピックアップしました。

毎日新聞 2008年5月26日 大阪朝刊
 拉致被害者の横田めぐみさん(当時13歳)について、帰国した被害者の地村富貴恵さん(52)が日本の当局に、「94年6月に自分たちの隣に引っ越してきた」と証言していることが分かった。新証言は、「94年4月に死亡」とする北朝鮮の説明と矛盾する内容。「拉致問題は解決済み」としてきた北朝鮮側説明を覆すものでもあり、拉致問題の今後の行方にも大きな影響を与えそうだ。

毎日新聞 2008年5月26日 大阪夕刊
 拉致被害者の地村富貴恵さん(52)が横田めぐみさんに関し、「(北朝鮮が『死亡』したとする2カ月後の)94年6月に自分たちの隣に引っ越してきた」と証言したとの毎日新聞の報道について、町村信孝官房長官は26日午前の記者会見で、「政府として(富貴恵さん)本人からそういう旨を聴取した事実はない。本人にも今朝確認したが、そのような証言はしていないと明確に否定した。誠に遺憾だ」と話した。

毎日新聞 2008年5月27日 東京朝刊 
 地村さんは26日、福井県小浜市の拉致被害者・家族支援室を通してコメントを出した。夫の保志さんと連名で「そのような証言をした事実はなく、大変当惑しております」としている。

毎日新聞 2008年5月27日 東京夕刊
 北朝鮮が日本人拉致事件に絡み、被害者とみられる日本人について「まだ数人が国内におり、帰国させる用意がある」と米国に伝えていたことが27日、政府関係者の話で分かった。北朝鮮が指す人物は安否不明の政府認定被害者12人と別とみられる。

毎日新聞 2008年5月27日 19時57分
 町村信孝官房長官は27日の記者会見で、北朝鮮が日本人拉致被害者数人を帰国させる用意があると米国に伝えているとの毎日新聞の報道について「全く事実はないし、米政府から記事のような内容の連絡を受けたことはない。はなはだ遺憾だ」と述べた。

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