処刑60周年記念日2008年12月23日

 今日は、東京裁判死刑囚が処刑されてから、ちょうど60年です。東京裁判の評価として『勝者の裁判』との批判や『文明の裁判』との賞賛があります。『勝者の裁判』には違いないけど、批判するほど『勝者の裁判』ともいえないような、それに、『文明の裁判』には違いないけど、賞賛するほど『文明の裁判』ともいえないような。
 裁判って、権力があるものが裁くのに決まっているので、勝者の裁判は、現実問題として文明国では当然のことです。場合によっては、権力を失ったものが、人民によって広場に引きずり出され、殴り殺しになることもありますが、これだと、勝者の裁判でも文明の裁判でもないけれど。このような裁判は、別に嫌いではないけれど、それほど褒められたものでもないような。
 それから、東京裁判にはフイリッピン・インドの判事がいましたが、日本は、フイリッピン・インドには敗戦していなかったような。だから『勝者の裁判』の表現は、ちょっと違うようにも思います。

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