トムラウシ遭難考-装備2009年08月17日

2009年7月16日、北海道大雪山系トムラウシ山で、ツアー登山パーティー18人のうち、8人が遭難死亡する、痛ましい事故がありました。パーティーの装備が死亡と密接に関係していることは容易に推定できますが、装備は断片的な報道があるだけです。

8月16日、読売新聞では、テントを持っていなかったと報じられています。
北海道・大雪山系のトムラウシ山(2141メートル)で先月16日、東京の旅行会社が企画した縦走ツアーの参加者ら18人が遭難、計8人が凍死した事故で、同行ガイドらは当初、風雨をしのぐためのテントもなく、低体温症で動けなくなったツアー客と山頂付近でビバークしていたことがわかった。(2009.8.16読売新聞)
『風雨をしのぐためのテントもなく』と書いてあるけれど、風雨をしのぐための簡易テント(ツエルト)を持っていたようです。 http://subeight.files.wordpress.com/2009/07/img_0002.pdf
多田ガイドは野首氏とともに、動けなくなった3人を簡易テント(ツエルト)に収容し、保温につとめた。さらに救援要請のために出かけた、南沼キャンプ場付近で、もっとしっかりしたテント(コールマンの重いテントのようです)が置かれているのを見つけたので、それを持ち帰って、野首氏とともにテントを立てた。以上が真相のようです。

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