やさしい北方領土の話 ― 2022年02月13日
やさしい北方領土の話に「国際法を無視して、日本が一方的に設定した排他的経済水域」を追記しました。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm
2021/5/28、宗谷岬沖で稚内の底曳網漁船「栄宝丸」がロシア国境警備艇に拿捕された。栄宝丸はロシア排他的経済水域内での違法漁業を認め、罰金600万ルーブルを支払い釈放された。しかし、栄宝丸船長は日本の排他的経済水域内で操業していたと説明している。船長が嘘をついていないとするならば、日ロ両国が主張する排他的経済水域が重複している可能性がある。
排他的経済水域は、『海洋法に関する国際連合条約』第57条により、領海の幅を測定するための基線から200海里を超えてはならないと定められている。日本は、日本が主張する領土および日本が主張する領海の幅を測定するための基線を基準にして、中間線を日本の排他的経済水域としている。領土主張や基線の取り方が違うと、たとえ中間線をとったとしても、国によって主張する排他的経済水域が変わる。このような混乱を避けるためにも、日本は国際法に従った(2国間或いは多国間条約等を締結して)排他的経済水域設定すべきなのに、周辺各国何処とも、このような外交をせずに、国際法を無視して一方的に排他的経済水域を設定している。
http://www.ne.jp/asahi/cccp/camera/HoppouRyoudo/Yasashii.htm
2021/5/28、宗谷岬沖で稚内の底曳網漁船「栄宝丸」がロシア国境警備艇に拿捕された。栄宝丸はロシア排他的経済水域内での違法漁業を認め、罰金600万ルーブルを支払い釈放された。しかし、栄宝丸船長は日本の排他的経済水域内で操業していたと説明している。船長が嘘をついていないとするならば、日ロ両国が主張する排他的経済水域が重複している可能性がある。
排他的経済水域は、『海洋法に関する国際連合条約』第57条により、領海の幅を測定するための基線から200海里を超えてはならないと定められている。日本は、日本が主張する領土および日本が主張する領海の幅を測定するための基線を基準にして、中間線を日本の排他的経済水域としている。領土主張や基線の取り方が違うと、たとえ中間線をとったとしても、国によって主張する排他的経済水域が変わる。このような混乱を避けるためにも、日本は国際法に従った(2国間或いは多国間条約等を締結して)排他的経済水域設定すべきなのに、周辺各国何処とも、このような外交をせずに、国際法を無視して一方的に排他的経済水域を設定している。
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