本の紹介-霊と金 ― 2022年07月30日
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櫻井義秀/著『霊と金』新潮社 (2009/5)
安倍元総理銃殺事件以降、統一協会が批判にさらされている。今から30年ほど前も、統一協会が批判にさらされたが、その後オウム事件が起こると、報道はオウム一色になり、統一協会被害はマスコミから忘れられてしまった。
本書は2009年の出版。この時代以降、統一協会批判の本は少ない。
本書第1章は「神世界」のスピリチュアル商法。ヒーリング・サロンの形で顧客を集めて、詐欺商法を行っている問題。
第2章は統一協会。(本書では、統一教会と書かれている。)ここでは、統一協会の霊感商法を扱っている。
第3章は、日本の神社や寺の財政問題で、霊感商法とは直接関係ない。
第4章、第5章はスピリチュアルブームとスピリチュアルや霊感商法にハマる人たちの話。
霊感商法にハマる人がどうしてそうなるのかと言うことは、本書に詳しく書かれているのだけれど、でも、どうしてそうなっちゃうのか、やはり、私には理解できない。