大学入試センター試験2011年01月17日

昨日、大学入試センター試験の数学がありました。
昨年の数1・Aは例年に比べだいぶ難しかったけれど、今年は、例年に戻りました。昨年に比べ、平均点で10点アップしているかな。数1・Aは数学が苦手な子が受験するのだから、このぐらい易しいほうがいいのでしょうか。
数2・Bは例年並み。昨年少し易しかったので、昨年よりも難しく感じた子も多かったと思う。平均点は昨年よりも少し下がったか、同程度か。

それにしても、易しいね。理系で、上位国立を目指す子は、満点に近いだろう。こんなのでは、点差がつかない。
1978年以前、国立大学が、1期と2期に分かれていたときは、東大だけが一次試験をしていました。この時の問題は、基礎的問題だけれど、決して易しくなかった。1979年から、国立大学が共通一次試験をとりいれました。「国立大学にはいる子は、この程度の問題は最低でも出来ないとね」との感じの問題でした。随分、易しく感じた。
1990年に、センター試験となり、私立大学も入ってくると、受験人口が増えて、それに伴って、さらに易化したのでしょうか。こんなに易しい問題では、上位国立大学受験生には、ケアレスミスをなくす競争になってしまい、入学試験として意味をなしていないのではないか。

報道によると、センター試験も易しいバージョンと難しいバージョンを作ることが検討されているそうです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

* * * * * *

<< 2011/01 >>
01
02 03 04 05 06 07 08
09 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

RSS