本の紹介―忘却された支配 日本のなかの植民地朝鮮2016年11月21日

 
伊藤智永/著『忘却された支配 日本のなかの植民地朝鮮』(2016.7)岩波書店
 
 戦前・戦中、日本は朝鮮半島を支配していた関係で、朝鮮人労働者を国内で強制労働に従事させていた。本書は、そのような痕跡を訪ねて、各地で強制連行・労働の実態解明や遺骨収集・慰霊などに努めている人々を紹介している。
 
 本書で取り上げている主な地点は「宇部・長生炭鉱」「北海道・浅茅野飛行場」「筑豊炭鉱」「紀州鉱山」「知覧特攻隊」。このほか、甲午農民戦争のときに朝鮮人大虐殺とそれに関与した四国の将兵にも触れられている。

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