太地町イルカ漁を考える2018年09月12日

 2018年9月9日、新江ノ島水族館で、セーリングのワールドカップ大会の開会式が行われた。このなかで、新江ノ島水族館側はイルカショーを披露した。この件に関して、イルカ保護の考えを持つ外国人選手らから批判が起こっている。主催者によると「開会式の内容は事前にワールドセーリングの承認を受けなければならないが、実行委員会からの申し出はなかった」とのことだ。
 イルカ漁が国際的に非難され、世界動物園水族館協会(WAZA)が加盟水族館に対して、捕獲したイルカを購入しないようにと呼び掛けている中、新江ノ島水族館は太地町の捕獲イルカをショービジネスに使うため、WAZAの加盟団体であるJAZAを脱退した。
 今回、新江ノ島水族館が主催者に無断でイルカショーを強行したのは、今後も金儲けのために、捕獲イルカを使ってショービジネスを行う意思を示したかったのだろう。民度が低い国民で情けない。

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