アルテモフスク(バフムト)解放2023年04月08日

(この記事は2023年4月8日の情報をもとに書いています。)
 
ウクライナ・アルテモフスク(バフムト)解放が時間の問題になってきた。

バフムトの戦いに関する、これまでの西側報道は、ウクライナ軍の勝利を予測する、デタラメ報道だった。
 「バフムート占領可能性低い(朝日新聞 2/17)」
 「ウクライナ軍、近く反転攻勢(ロイター 3/24)」
 「バフムト攻略戦はロシア・ワグネルの敗色濃厚(ロイター 3/29)」
 「ウクライナ最新戦況 バフムトで露軍失速か(BSフジプライムニュース 高橋杉雄×小泉悠分析 3/27)」
 「ロシアの作戦・失敗は明白 英国防省分析(共同通信 4/2)」

ロシア側は、以下のように着々と制圧が進んでいる状況を報道していた。
 3月8日、バフムトフカ川東岸地域をワグネルが完全制圧。
 3月中旬に、北部工場地域の金属加工工場をほぼ制圧し、3月26日には完全に掃討が終了した。
 4月3日、ワグネルが市庁舎を制圧
これら報道があるたびに、ウクライナは否定していたが、その後、ロシア側発表が正しかったことが明らかになっている。

 現在、戦線はネザレズノスチ大通りを超えて、鉄道線路のあたりにきている。バフムト駅はすでに解放された可能性。ただし、駅の西側に高い建物があるので、掃討作戦の進捗は遅れる可能性がある。また、さらに西側は住宅地なので、ウクライナ兵・ネオナチが住民を人質に取って立てこもっているならば、掃討作戦は時間がかかるだろう。
 なお、住宅街のさらに西側のユビレイナ通りをロシア戦車が走っている映像があるので、ウクライナ兵の脱出はロシアの了解なしには困難になっている。

 昨年解放されたマリウポリではインフラ再建が進んでいる。
 
 上の写真はたマリウポリで、新たに建設されたアパート入居者に渡すカギ。リア・ノーボスチの報道です。功績のあった陸軍軍人に与える勲章のリボンと同じデザインのリボンがついている。

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