シフトレンズ(1)2009年11月01日

シフトレンズ


先週、奈良旅行しました。使ったカメラは、デジタル一眼のほかは、Kiev-19にARSATの35mmシフトレンズです。

このレンズ、写真のように、最大1cmシフトすことができます。建物をとるときなど、見上げる場合は、上のほうがスボミますが、これを抑制あるいは強調する効果があります。

ウクライナのキエフにあるアーセナル工場、2001年製です。マニュアルフォーカスでニコンの一眼レフでも使用できます。(使用できない機種もあるかもしれない。)また、マウントアダプターを使って、キヤノンEOSで使用することも可能です。

シフトレンズ(2)2009年11月01日


東大寺大仏殿前の灯篭を撮ったもの。

近づいて広角レンズで撮ると、見上げるようになって、上がスボンで見えるので、シフトして撮っています。
離れて、望遠で撮れば、スボンで見えることはないのだけれど、そうすると見上げる感じがなくなります。


PCS ARSAT N 35mm 1:2.8の説明はこちらを。
http://cccpcamera.photo-web.cc/RussianCamera/Lens/Shift/index.htm

シフトレンズ(3)2009年11月01日


東大寺二月堂。
カメラを水平に構えて、少し高い位置にある灯が入るようにしました。シフト量は5mm程度。

PCS ARSAT N 35mm 1:2.8の説明はこちらを。
http://cccpcamera.photo-web.cc/RussianCamera/Lens/Shift/index.htm

シフトレンズ(4)2009年11月01日


誤解のないように追記です。

シフトレンズとは必要に応じてレンズを上下左右斜めにシフトすることができるレンズのことで、シフトせずに使えば普通のレンズです。

写真は、東大寺大仏殿をシフトせずに撮ったもの。普通の35mmレンズです。

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