浅田次郎-終わらざる夏2011年02月14日

 終わらざる夏の下巻を半分ぐらい読みました。占守の戦い関連の小説です。つまらない、くだらない、読むのが苦痛だ!!
 いくら、小説だからと言って、もう少し、事実に近いことを書いてほしかった。いまでは、日ロ双方の研究もあって、ずいぶん分かってきている点もあるのだから、もうちょっと調べてから書けばいいのに。


昼休みに、浅田次郎の小説を少し読みました。

P261に次のように書かれています

『千島の敵はアリューシャンから来航するアメリカであると、師団はおろか札幌の方面軍司令部までが決めつけていた』

ちょっと、いくらなんでも、無知が過ぎるでしょう、浅田次郎さん。昭和二十年五月九日付、大陸命で、『第五方面軍司令官は別紙「対米作戦中蘇国の参戦せる場合に於ける北東方面対蘇作戦計画要領」に基き対蘇作戦準備を実施すへし 』となっているので、5月には、方面軍では、対ソ戦準備がなされています。8月10日の大陸命では、第五方面軍に対ソ戦の全面的開始が命令されています。

ということで、読む気しない。つまらないよー。

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