本の紹介-琉球王国(岩波新書) ― 2014年01月12日

琉球王国(岩波新書) 高良倉吉/著 (1993/1)
琉球の歴史解説書。本書は、序章、第1~第5章、終章に分かれている。このうち第2章は琉球王国史、第3章は琉球王国の対外史。これら2つの章を読むと、琉球の歴史の概要が理解できる。
第1章は琉球研究の意義のようなことが書いてあり、また第4、5章は琉球史研究の論考方法のようなことが書かれていて、歴史研究者でない私にとって、興味が持てなかった。
琉球史に対する興味は、人それぞれだろうけれど、私には『赤嶺守/著 講談社選書メチエ』のほうが、有益だった。