ウクライナ虚偽報道 ― 2023年07月09日
NHKニュース 2023年7月9日 に以下の記事がある。
ウクライナ軍 バフムトで前進か 専門家“反転攻勢はこれから”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230709/k10014122841000.html
5月20日、ウクライナの重要拠点だったバフムトが陥落すると、ウクライナの敗北を糊塗するため、ウクライナ、イギリス、アメリカは、再三にわたって『バフムトで前進』との虚偽報道をしてきた。実際は、ほとんどの場合、ウクライナ軍が無人地を数キロ進軍し、何の成果もなく元に戻ることを、繰り返していたにすぎない。
ウクライナ、イギリス、アメリカによる虚偽報道の特徴は、バフムト方面のどこであるのかを具体的に示さないことである。
ウクライナが進軍している、バフムト(アルチェモフスク)近辺は、図の青矢印の3か所。灰色マル印の地点も、攻撃することもあるらしい。バフムト(アルチェモフスク)周辺でロシア軍が駐屯している場所は赤丸。ウクライナ軍は青丸に駐屯している。
①は貯水池の南の荒地で、ウクライナは5月中旬から再三、ここに進軍している。夜間や雨天の時はBerkhivka村に進軍することがあるが、青破線を超えると、たちどころにロシアに追い返される。また、6月下旬にYahidneに進軍したことがあった。ここは、ロシア軍が駐屯しているため、ウクライナ軍はほぼ全滅した。
②は畑や荒れ地で両軍ともに支配していない。5月下旬以降、ウクライナ軍が時々進出したり、撤退したりしている。
②③のロシア駐屯地Kishciivka、Kurdyumivkaを、7月以降、ウクライナ軍が積極的に攻撃するようになった。これまで、ロシア軍はすべての攻撃を排除しており、今のところウクライナ軍は成功していない。ただし、ChasivYarに2万~3万のウクライナ兵士が駐屯しているとのうわさがあるので、もし、うわさどおりに大軍があって、②③の地域を総攻撃するならば、ロシア軍は、今後、この地域を放棄する可能性があるかもしれない。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。