終戦記念日2009年05月07日

サンクトペテルブルグ
 
(掲示板に書いた記事の転載です)

5月7日は第二次世界大戦欧州戦線終結の日。ロシアでは戦勝記念日は5月9日になっています。

戦争と平和に対する考え方は、その国民の歴史によって変わります。日本の場合は、他国を『侵略』『植民地化』『進出』『天に変わりて不義を撃つ』など、人によりいろいろな言い方をするけれど、要するに、日本の戦争は、他国の領土へ兵隊を派遣して、他国の領土を戦場にするものでした。このため、歴史を教訓とするならば、日本における『平和』とは、日本軍が他国の領土を戦場にしないことが、最も重要なポイントになります。

これに対して、ロシアの場合は、2度の大戦ともロシアが戦場になったので、平和主義の意味合いが日本とは大きく異なります。

写真は、サンクトペテルブルグの勝利広場となりの公園にあったもので、トーチカのあとだと思います。このあたりがナチスとの前線になったそうです。1941-1945はナチスとの戦争の時期で、長い間、レニングラードは死の封鎖を余儀なくされ、多くの民間人の命が犠牲になりました。

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