本の紹介―沖縄の戦争遺跡2017年08月09日

 
吉浜忍/著『沖縄の戦争遺跡: 〈記憶〉を未来につなげる』 吉川弘文館 (2017/6)
 
 地上戦が行われた沖縄には、多数の戦争遺跡が残るが、そのうちの主要な戦争遺跡や記念碑などについて、写真も使って、1か所あたり数ページで説明している。戦跡で一番多いのは「ガマ(洞窟)」であり、これらは、住民の避難、軍人の避難、作戦司令などの軍施設、野戦病院などに使われたものである。本書では、これらのガマで、何が起こったのか詳しい解説がなされている。沖縄戦の実態を知るうえで、さらに、沖縄戦の戦争遺跡を見学するうえで、好適な参考書だ。
 ただし、ガマや記念碑の場所の詳細が書かれていないので、この本だけで訪ねようとすると場所がわからないことも多いだろう。
   
 沖縄にある記念碑には戦争を賛美し英霊を顕彰するものも少なくないが、これらについての記述は少ない。このため、本書は、沖縄戦の実態を住民の側から明らかにすることに主眼が置かれていると言えるだろう。

 以前、沖縄旅行した時、チビチリガマ、司令部壕、南風原病院壕などを見学した。シムクガマはハブが出そうで怖かったのでやめた。
 今度沖縄に行くときは、アブラチガマ、カーブヤーガマを見学したい。

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