本の紹介ー教育は何を評価してきたのか ― 2020年06月20日
本田由紀/著『教育は何を評価してきたのか』(2020.3)岩波新書
明治以降の日本の教育の枠組みを「垂直的序列化」と「水平的画一化」ととられ、明治以降の教育行政を説明している。
以下に本の表紙裏に書かれている紹介文を記載する。
なぜ日本はこんなにも息苦しいのか。その原因は教育をめぐる磁場にあった。教育が私たちに求めてきたのは、学歴なのか、「生きる力」なのか、それとも「人間力」なのか――能力・資質・態度という言葉に注目し、戦前から現在までの日本の教育言説を分析することで、格差と不安に満ちた社会構造から脱却する道筋を示す。新教育基本法に掲げられている教育の目的に「真理を求める態度を養う」とある。一般に「態度」とは「表情・身ぶり・言葉つきなど身体の行為」のことをいうので、「真理を求める態度」とは不思議な表現だ。「態度」の用語は教育行政では独特の使い方をしているようだ。