本の紹介-新宗教の現在地2021年07月11日

 
いのうえせつこ/著、山口広/監『新宗教の現在地 信仰と政治権力の接近』花伝社 (2021/3)
 
 著者はフリーライターで、女性問題を扱った著書が多い。新宗教関連の本では『新興宗教ブームと女性(1993/7)新評論』がある。
 本書は新宗教を扱ったもので女性問題は少ない。本書第一章は現在もなお統一教会が怪しい活動をしている実態。この章が本書のうちで大きな割合を占める。第二章はオウムやナチスのマインドコントロールが書かれているが、特に目新しい内容はない。第三章はDVなど女性問題を扱っているが、ページ数は少ない。第四章は新宗教と政治との関連で、創価学会や成長の家などが取り上げられている。ただし、目新しい内容があるとは感じなかった。

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