従軍慰安婦問題2013年05月14日

橋下市長の下品な発言が批判をあびている。

読売新聞に「従軍慰安婦問題、河野談話で曲解広まる」との記事がある。(http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130514-OYT1T00220.htm?from=ylist

「強制徴用(強制連行)の裏づけとなる資料は見つからなかった」「慰安所の設置、管理、慰安婦の移送について軍の関与を認め」「河野談話により、日本政府が旧日本軍による慰安婦の強制連行を認めた、という曲解が広まった(一部省略)」

 強姦とは、性交を強制することであって、強姦場所への連れ出し方法の問題ではない。日本軍が直接強制連行したのか、それとも、日本軍に雇用された民間人が甘言により連れだしたのか、そういうことが問題なのだろうか。そうではなくて、日本軍が管理している場所で、日本軍人との間で、意に沿わない性交が行われたかどうかが問題のはず。
 「従軍慰安婦」と言うから、良く分からなくなる。「性交奴隷(Sex Slave)」の方が、はっきりしていて分かりやすい。

 ところで、橋下市長によると、「銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」とのことだ。
 市長職は、批判が雨嵐のごとく飛び交う中、命がけで職務に当たり、精神的にも高ぶることもあるだろう。そういう場合に、慰安婦が必要なのだろうか。大阪市庁舎には、橋下市長と性交する女性は何人いるのだろう。

鈴木篤之先生2013年05月14日

 

 「原子力規制委員会は高速増殖原型炉・もんじゅ の使用停止を命じる方針を固めた」とのニュースがある。1万近い機器の点検を怠っていたのだから、処分は当然だ。
 「もんじゅ」は、元々は、動力炉核燃料開発事業団(略称:動燃)が作ったものだが、その後、動燃の度重なる不祥事で、日本原子力研究所(略称:原研)と統合し、原子力機構となっている。このため、もんじゅのトップは、原子力機構理事長の鈴木篤之先生になる。
 鈴木篤之先生は、原子力規制庁長官から報告命令を受けた際、「形式的なミスはやむを得ない」と口走ったそうだ。なんとも、たるんだ組織に、たるんだトップ。

 でもね、鈴木篤之先生って、紳士で、背が高くて、スマートで、物腰も穏やかで、良い人なんですよ。一昨年、もんじゅを見学したが、この時もらったパンフレットに、鈴木篤之先生の顔写真が載っていた。以下のように思った。
 『鈴木先生が もんじゅ のトップ、何かとても恐ろしいことが起こるような、いやな予感がする。』

 写真は、白木海岸から見た「もんじゅ」全景

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