栃木市星野のセツブンソウ自生地のそばに、星野遺跡があります。
在野の考古学研究者・藤村新一は、前期旧石器時代の遺跡を捏造した。藤村新一は東北大学教授で前期旧石器時代が存在すると唱えていた芹沢長介門下生らのグループに所属していた。
星野遺跡で捏造が行われたのではないけれど、ここは芹沢長介が発掘の結果、前期旧石器時代の石器を発見したと主張したところ。実際には、自然にできた石器様の石を見間違えた可能性があり、旧石器時代の遺跡と認定されたわけではない。
星野遺跡には縄文時代の復元住居が作られている。また、星野遺跡記念館があるが、訪ねた時は閉館中だった。