太地町のイルカ大屠殺-武器輸出2015年09月29日

 太地町で活け取りにされたイルカは「太地町立くじらの博物館」で調教された後、太地町開発公社(理事長:三軒一高町長)などを通して海外に輸出されている。水族館用との説明がされているが、一部は軍事用の可能性が高い。
 
 2014年3月のノーボスチ通信によると、ロシアに編入されたクリミアでは、ウクライナ海軍所属の軍用イルカがロシア海軍に仕えることになった。なお、軍用イルカは、湾岸戦争やイラク戦争のときにアメリカが使用したようだ。
http://ria.ru/defense_safety/20140326/1001084309.html
http://jp.rbth.com/science/2014/03/28/47715
 
 太地町イルカは、2013年にウクライナへ20頭が輸出されている。軍用・ショービジネス用・水族館用の内訳は情報がなくてわからない。

コメント

_ ひらばやし ― 2015年10月06日 10時35分32秒

別エントリーのコメント蘭で引き続き、という事なのでそれを複数のリンク先に周知した上で、続けさせて頂きます。



めぐる様。


>「あなたの国では、カンガルーを殺しまくってるじゃないですか?イルカ漁の批判できないでしょう?」というような方向に議論が展開するのは賢明じゃないと思います。


私が何処でそんなハナシをしたのか、具体的に示せますか?

私が言ってるのは「お前達も悪い事をしてるから、人の事は言えないだろう」ではアリマセン。

「イルカ漁だけを悪い事」にする、その価値観で以て、イルカ漁だけが妨害・ネガキャンされている、というハナシです。

他の狩猟者が損をしないのに、捕鯨・イルカ漁関係者だけが損をさせられる、という不公平を指摘しているだけですので、それで困るのは、その不公平によって「イルカを特別扱いしたい/させたい人達」だけではないでしょうか?



>家畜や野生動物の取り扱いの如何について論じる場合、そこに過酷な取扱いなどの問題があるならば、対象とする個々の動物に焦点を当てて、別々に論じるべきだと思います。


そも、その他の狩猟対象動物の捕殺の瞬間を、誰か観た事があるのかな?それが評価・論評・考証の遡上に上がった事が有りますか?

その捕殺の様子が動画に撮られ、ネットに上げられて大騒ぎされてるのは、少なくとも合法狩猟では捕鯨イルカ漁とアザラシだけ。違法狩猟ですらほとんど無いよね。

畜産動物の屠殺の様子はネットに上げられてるけど、その妨害は唯一PETAが行っただけ。ボイコットキャンペーンなど誰も起こさない。

「個々に焦点」など誰も当てない。貴方自身がイルカや鯨以外に焦点を当てない。それに関して論じる事も無い。

私が言ってるのは「イルカ漁・捕鯨関係者やその賛成者だけが損をさせられている」というその不公平に関してのハナシなので、貴方がそこからハナシを逸らしたいのは当然の事ですよね。




>平林様は、「残酷・野蛮はただの価値観」と捉え、シーシェパードやその他の反イルカ漁の方々の主張を念頭において発言されておられるようですが、イギリスにおいて、劣悪・過酷な家畜の取り扱いを改善すべく生じた動物福祉の考え方は、現代の欧米社会において広範囲に見られるのではないかと思いますし、我が国においても少しずつ広まってきています。もしAnimal Welfareを欧米的な価値観の押し付けのように捉えるとしたら、西洋社会で生まれた動物園や水族館なども肯定できなくなるのではないかと思います。



それ、「欧米の価値観」だって、自分で仰ってますよ・・・?

少なくとも日本においては「鯨・イルカだけは駄目」という価値観は一部の差別的な方達にあるだけですし、何度も書いている様に、その差別的な人達も、欧米の反捕鯨派の人達も、


    食  用  捕  殺  し  か  や  っ  て  な  い


フェロー諸島へも激しい妨害キャンペーンと物理的な嫌がらせまでやって、逮捕者まで出していますので、貴方の言う「水族館/生体販売」た唯の 言 い 訳 ですね。

「何がなんでもイルカを利用するなという人たち」が意見を変えないというのは貴方自身も知っている事ですから、「殺し方・扱い方」ではなく、「イルカだから」です。

その「欧米の動物福祉の考え方」は、一体何故 「 他 の 狩 猟 対 象 動 物 」 には適用されないのかな?

それから、動物園や水族館が欧米で生まれてたら、何故動物へ価値観まで欧米と等しくならなければならないの?




>>初夏あたりにWAZAの騒ぎがあったころ、WAZAは「捕殺や捕獲の仕方が『非人道的』・『残虐』であるから」という理由で改善を求めましたが、具体的に「ナニが、どう残虐で、どう非人道的なのか?」という説明を一切しないままでしたね。何故だと思いますか?

>WAZAのホームページにTaiji Dolphin Drive Hunt  Qs&Asというのがありますが、やはり、具体的な記述は、ほとんどありません。何であれ、他者が言葉にしなかったことの理由は分からないです。推測ですが、「ナニが、どう残虐で、どう非人道的なのか?」ということは、太地町に滞在する反イルカ漁の人たちが発信する情報でしか知り得ないわけで、WAZAにとっては間接的に得た情報でしかなく、そのことに言及することを避けたのかもしれません。


つまり、WAZAが自分達の判断基準を持たなかったのだろう、というワケですね。

それ即ち自身の価値観だけで他者の生活を奪ってよいと考えている「反捕鯨団体・反イルカ漁派・イルカ愛護サン達」の圧力で動いた、という証左です。



>>これも最初のコメントに書きましたが、「食文化」とはその地域の特性、その地で生産出来る食料によって決まりますから、それは即ち社会動乱時の生存を左右する、という事です。当然「イルカは食用として殺してよい動物である」という価値観も、その地で生きる為の食糧生産をしてきた人達にとって、極自然に形成されてきたものです。

>野生動物は、国民の共有財産とも言われますから、「哺乳類であり知的で社会性のあるイルカを利用すべきではない」という考えも「イルカは食用として殺してよい動物である」という考えと同等の価値を持つのではないかと思います。

>と書きましたが、イルカは、陸の野生動物ではなく広い海を泳いでいる海の野生動物なので、どこかの国の共有財産と考えるのは妥当でなく、誰のものでもないと考える必要があるかもしれません。あるいは、人類の共有財産とでも考えるのがよいのかもしれません。。

>いずれにせよ、捕りたいという考えと捕るべきでないという考えは、やはり同等の価値を持つのではないかと思いますが、この場合は、考える主体が全人類になるということなのでしょうね。



考える主体が「全人類」ならば、「全人類が同じ価値観を持つべき」?明らかに違うよね。

世界中で様々な人々が様々な環境条件に生きてる以上、そこで様々な生物資源を利用して生きる他無い以上、少なくとも動物に関して「同じ価値観」など持つ事は  不  可  能  です。

貴方達の「哺乳類であり知的で社会性のあるイルカを利用すべきではない」は誰の生存可能性にも関わらない、  唯  の  感  傷  ですが、太地町の人達の「イルカは食用として殺してよい動物である」という価値観はその生存可能性に関わります。

先にも言った事ですが、外部の感傷価値観に依拠した要請に従ってそれを受け入れるべき、というのは

「将来の太地町民の生存可能性よりも、自分達の価値観を押し付けたいだけの馬鹿どもの感情を優先する」

という事です。

それゆえ、私は「論理的な根拠の提示が無い相手には従ってはいけない」と言っています。



同じく国境を越えて生息している「渡り鳥」も「人類の共有財産」である筈ですが、世界中で狩猟(勿論スポーツハンティング含む)対象となってる渡り鳥への狩猟反対キャンペーンなど、御覧になった事がありますが?

つまり「人類の共有財産」も「イルカを特別扱いさせる為の言い訳」でしかアリマセン。

共有財産ならば、それが持続可能である限り、各々の価値観の従って様々な利用法で利用したり、或いは利用しなかったり、と「ナニをしても自由」と決める他に方法はアリマセン。

何故ならば、それを「(価値観以外の)してはいけない理由」が無いのに、それを利用すれば生存可能性が上がるのに、それを誰かの価値観によって利用させない、という事は誰かの感傷・価値観によって別の誰かの生存が脅かされる、という事ですから。

「全人類の共有財産」の使途を「誰か  だ  け  の価値観」で決定してしまうのが正しいのかな?

故に「価値観以外の、してはいけない理由が無い以上、ナニをしても自由」というルールを決める他に無い、それ以外にすべての価値観の者にとって公平なやり方は無い、と言っています。




>現実的には、たとえば、さんまが海外の漁船に先取りされて日本の漁獲量が大幅に減少しているというニュースがありましたが、捕った者勝ちになるということでしょうか。


喩えが全然違います。

サンマの場合、海外も日本も、どちらの価値観も「サンマは食用に獲っていい動物」ですから、価値観の問題ではアリマセン。単なる資源管理の問題です。

資源管理の場合、それを利用したい者達が公平に利用できないのならば、其々の割り当てを国際機関で協議する、という問題です。




お返事を貰っておいてこう言うのもなんですが、めぐる様のハナシは主観的感覚的なハナシばかりで、あまり実のあるモノとは言えません。
欧米的価値観やアニマルウェルフェアがどうの、と言っても、それが公平に適用されていないのであれば、単に「イルカの特別扱いをさせたい人達」による価値観の押し付けでしかアリマセン。

客観的で具体的な「してはいけない理由」を元にハナシが出来ないのならば、それは何処まで行っても「価値観の押し付け」でしかアリマセン。

このコメントのやり取りは幾つかの場所で注目してもらってるようで、引き続き実の有る応答をお待ちしております。

_ めぐる ― 2015年10月06日 23時34分56秒

ひらばやし様

「めぐる様のハナシは主観的感覚的なハナシばかりで、あまり実のあるモノとは言えません。 」とおっしゃりつつ、「引き続き実の有る応答をお待ちしております。 」と言われても困りますので、コメント欄への投稿は終了いたします。

cccpcamera様どうも有難うございました。

_ ひらばやし ― 2015年10月07日 11時54分40秒

めぐる様。




実の有る応答は引き続き、別の方に期待しております。



私の言ってる事は至極単純な事です。

「イルカ漁をしてはいけない理由」はナニか?

他の狩猟や畜産は妨害されないまま、食用捕殺のみのフェロー諸島でのイルカ漁も同様の妨害を受けている現状で、その具体的な説明が無い以上、「イルカ漁はしても良い」という結論しかアリマセン。



ついでに前回「知的な生物云々」に関して言い忘れておりましたが、豚やその原種の猪の知能は非常に高く、イルカ以上だとも言われておりますが、世界中で行われているイルカ漁への反対・妨害キャンペーンなど寡聞にして知りません。

仮にイルカの方がもっと知能が高かったとして、猪の知能では殺しても良くて、イルカの知能ならば殺してはいけない、とどうやって決めうるのか?何処で線を引くのか?を誰にも説明が出来ません。

そんないい加減なハナシにもならないハナシが論拠としてまかり通ってる現状、「それでも世界が反対してるから」で、生り業いを奪われる人々が、その食文化=社会動乱時の生存可能性を奪われていいと思いますか?



何度でも言いますが、客観的で具体的な「してはいけない理由」を元にハナシが出来ないのならば、それは何処まで行っても「価値観の押し付け」でしかアリマセン。

このコメントのやり取りは幾つかの場所で注目してもらってるようで、引き続き実の有る応答をお待ちしております。

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