CTスキャン1回分2011年03月20日

昨日、牛乳とホウレンソウから暫定基準値を超える放射性物質が検出されたことに関連して、枝野長官は「牛乳がCTスキャン1回分、ホウレンソウが5分の1程度と説明」しました。

CTスキャン1回分って、本当に心配ないものなのだろうか。オジサンはCTスキャンで精密検査することがあるので、オジサンには、心配する放射線量ではないのでしょう。でもね、妊婦に不用意にCTスキャンを実施する医者はいないでしょう。もちろん、必要に応じて、妊婦に対してもCTスキャンが実施されるので、それほど心配する被ばく量でも無いのでしょう。

CTスキャン1回分は、オジサンには全く心配する被爆量ではないけれど、妊婦には、できれば避けた方が良い被爆量です。ただし、ただちに健康被害を生じる被爆量ではありません。


福島市の放射線量は、3月19日17時15分には6.5マイクロシーベルト毎時と依然として高い線量を記録しています。この値ならば、30日浴びても、4.7ミリシーベルトとCTスキャン1回分よりも、むしろ少ない値です。オジサンには、気にする量ではありません。また、妊婦にとっても、ただちに影響が出る量ではありません。だから、妊婦や女の子も避ける必要はないと判断するのか、妊婦や女の子は避けた方が良いと判断するのか、それは、個人個人の判断です。
オジサンや婆さんは、気にする線量ではありません。オジサンが避けようとアタフタするのは滑稽です。

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