右翼 ― 2008年10月10日
日本国最東端は納沙布岬です。ここには、北方領土奪還を訴える碑が、いくつも建っています。ほとんどは、右翼が立てたもの。写真の碑は、日本青年社が皇紀2644年(昭和59年)に建てたもの。
日本青年社とは「祖国を愛する同胞の情熱と団結を以て内外の不正と戦い占領憲法とポツダム体制を打破し必ず国体を明徴にする(日本青年社綱領より)」団体だそうです。
この碑の年号は、「神武天皇皇紀」の他に「昭和」も書いてあるので、私にも分かったのですが、中には、皇紀しか書かれてていないものもありました。皇紀なんて、わからないよー。
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お詫びと訂正
10月10日のBlog記事で、日本青年社の説明として、日本青年社HPの説明のみを記載しました。
この碑を建てた、日本青年社は、暴力団住吉連合(現:住吉会)本部長、住吉一家小林会会長の小林楠扶が作った右翼団体で、指定暴力団住吉会の西口茂男総裁が最高顧問を務めています。このような、団体の一方的宣伝文をコメント無しに掲載することは、不要な誤解を与えることでした。
軽率な記述をお詫びし、日本青年社は、指定暴力団住吉会傘下の右翼団体であること、また、この碑に刻まれている文字は、暴力団住吉一家の小林楠扶の筆によるものであることを指摘し、記事の訂正とさせていただきます。
また、北方領土問題解説のホームページにも、同様な記述をしました。既に訂正しています。不適切な記述をお詫びします。
(2008年10月21日)