放射線の発癌率は非常に高い ― 2011年05月11日
放射線を浴びた時の発癌リスクについて、1Sv(=1000mSv)で発がんリスクが1.5倍になるとの説明や、100mSv被曝の発癌リスクは0.5%との説明がなされています。
一方、喫煙による発がんリスクは、1.6倍程度でなので、1000mSvの被曝による発癌リスクは、喫煙と同程度です。
このように言うと次のように誤解する人もいるかもしれません。
「福島市の学校の許容線量は0.0038mSv/hであり、1000mSvでも喫煙程度の発癌率ならば、ほとんど無視できる線量だろう。」
福島市の学校の許容線量の0.0038mSvは1時間当たりであり、喫煙のリスクは一生涯喫煙した時の値です。0.0038mSv/hは年間20mSvに相当し、50年の積算では1000mSvになります。つまり、福島市の学校の許容線量で一生暮らし続けると、一生喫煙した時と同程度の発癌リスクです。
「タバコと同程度ならば、たいしたことない」と思う人もいれば、「健康を考えて必死に禁煙したのに、放射能のおかげでチャラにされた」と怒る人もいるでしょう。
しかし、タバコは成人だけのものです。学校長が児童・生徒に毎日喫煙を強要したら、立派な犯罪です。それと同程度の発癌リスクを児童・生徒に負わせてはならない。
放射能汚染が大きい地域にお住まいの人は、子どもだけでも退避した方が良いと思うのですが。。。。
5月6日に飯舘村から浪江町、葛尾村、田村市、川内村を通りました。浪江町津島では、30分ほどゴーストタウンをぶらぶらしました。環境放射線濃度が高い地域ですが、30分滞在しても、全く健康には問題ありません。でも、タバコ1本吸った程度の健康被害はあるかもしれない。
一方、喫煙による発がんリスクは、1.6倍程度でなので、1000mSvの被曝による発癌リスクは、喫煙と同程度です。
このように言うと次のように誤解する人もいるかもしれません。
「福島市の学校の許容線量は0.0038mSv/hであり、1000mSvでも喫煙程度の発癌率ならば、ほとんど無視できる線量だろう。」
福島市の学校の許容線量の0.0038mSvは1時間当たりであり、喫煙のリスクは一生涯喫煙した時の値です。0.0038mSv/hは年間20mSvに相当し、50年の積算では1000mSvになります。つまり、福島市の学校の許容線量で一生暮らし続けると、一生喫煙した時と同程度の発癌リスクです。
「タバコと同程度ならば、たいしたことない」と思う人もいれば、「健康を考えて必死に禁煙したのに、放射能のおかげでチャラにされた」と怒る人もいるでしょう。
しかし、タバコは成人だけのものです。学校長が児童・生徒に毎日喫煙を強要したら、立派な犯罪です。それと同程度の発癌リスクを児童・生徒に負わせてはならない。
放射能汚染が大きい地域にお住まいの人は、子どもだけでも退避した方が良いと思うのですが。。。。
5月6日に飯舘村から浪江町、葛尾村、田村市、川内村を通りました。浪江町津島では、30分ほどゴーストタウンをぶらぶらしました。環境放射線濃度が高い地域ですが、30分滞在しても、全く健康には問題ありません。でも、タバコ1本吸った程度の健康被害はあるかもしれない。
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